大阪市浪速区なんば・大国町の皮膚科「ぶん皮膚科クリニック」


【大阪市浪速区】
皮膚科・小児皮膚科・腫瘍皮膚科・美容皮膚科・アレルギー科 
ぶん皮膚科クリニック 院長 文 省太 先生 


大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線「大国町駅」から徒歩1分程度、なんばエリアからも徒歩圏内、国道26号線沿いで共用駐車場が13台分あり、車でも好アクセスの場所に新たに誕生したメディカルモールの2階で、2025年6月2日に新規開院した、ぶん皮膚科クリニック。

皮膚科クリニックでは珍しい「腫瘍皮膚科」を標榜しているところが特徴的で、院長の文 省太先生は、がんセンターを含む勤務医時代に積み上げてきた豊富な臨床の中で、様々な皮膚病の症例と向き合いながら、時には患者の看取りまでも経験してきたという。

医療カルチャー発信メディア「エムアンド」では、今回の取材を通し、皮膚がんをはじめとする皮膚病の早期発見・早期治療の重要性について、皮膚病における「手の施しようがないケース」を数多く診てきたという文 先生が語るからこその、説得力ある話を聞くことができた。皮膚や肌のトラブルは、日常生活においても身近に起こるものだが、「この程度なら受診の必要はないかな」と自己判断はせずに、気になる症状があれば専門家に診てもらうということを、強くお勧めしたい。



臨床検査技師から医師への転向

コメディカルからドクターになったことは、決して遠回りではなかったと思っています


ーー文 先生は医師になられる以前に、臨床検査技師の資格を取得されていますね。


文 先生:医療系の職業に就きたいという思いはもともとあって、高校生の頃に、臨床検査技師という職業がカッコよく感じたというのが、最初のきっかけです。理系でしたので、データを取って何かを調べたりするのが好きでした。臨床検査技師の資格を取って、近畿大学医学部付属病院の検査科で勤務したのですが、現場で実際働くうちに、もっと患者さんと接する仕事がしたいという思いが強くなり、奈良県立医科大学医学部を再受験し、医師になりました。患者さんの病気を治療したいと思っても、検査技師としてお手伝いできることには限界がありますからね。

ーー臨床検査技師の道に進んだからこそ、見えてくるものというのもあるのでしょうか。

文 先生:それはあると思います。コメディカルからドクターになったということもあり、コメディカル・スタッフの方々の気持ちもわかりますしね。看護師、検査技師、医療事務など、いろんな職種の連携がすごく大切ですからね。だから、決して遠回りではなかったと思っています。

ーー今回の取材前に、文 先生とスタッフさんのやりとりも見させていただきましたが、すごくアットホームな雰囲気が伝わってきました。

文 先生:ありがとうございます。小さなクリニックですから、和気あいあいと仕事ができる環境を作りながら、チームワークを大事にしていきたいなという思いは強いです。

皮膚科診療の道を選択した理由

膠原病内科か、がん治療か。その選択肢の両方に重なる部分が皮膚科診療だった


ーー文 先生が皮膚科診療の道に進まれたのは、どうしてだったのですか。


文 先生:私はアトピー性皮膚炎を患っていて、自分自身が皮膚科に通っていたというのもありますが、医師としてどういった道に進もうかとなったときに、選択肢として、学生時代から自己免疫性疾患に興味を持っていたので膠原病内科か、患者さんの最期まで寄り添う機会が多いがん治療か、どちらかに進みたいなと最初は考えていました。しかしその中で、膠原病には特有の皮膚症状がありますし、がん治療となれば皮膚がんも含まれてきますから、選択肢の両方に重なる部分が皮膚科診療だったんですよね。

ーーご開業される以前は、静岡や大阪のがんセンターで臨床経験を積まれていますが、勤務医時代で印象に残っているエピソードはありますか。

文 先生:がんセンターに勤務していた頃に、看取りまでさせていただいた患者さんがいらっしゃいました。メラノーマという、悪性黒色腫とも呼ばれる皮膚がんで、10万人に1〜2人の確率で発症する希少がんでした。治療を尽くしましたし、ご本人もすごく頑張っていたんですけどね。皮膚がんは早期に発見できれば、完治を目指せるだけに、早期発見・早期治療の重要性を、そのとき改めて痛感させられました。

がんセンター時代から研鑽を積んだ皮膚病理

皮膚のできものや、皮膚腫瘍の治療に注力していきたい


ーークリニックのホームページにも掲載されている「皮膚は内臓を映す鏡」という言葉が印象的でした。


文 先生:そうですね、胃や腸の不調は、ニキビはもちろん、口角が切れたり、皮膚のかゆみや、頭皮が荒れたりと、何かと関連してきます。皮膚単体の問題というよりも、臓器の疾患とつながっている場合も多いですから、注意が必要ですね。

ーーご相談が一番多い皮膚疾患は、どのようなものでしょうか。

文 先生:アトピー性皮膚炎が多いです。これがメインと言っていいほど、ご相談が多いですね。あとは、ニキビや水虫の治療です。

ーークリニックとして特に注力していきたい皮膚診療はありますか。


文 先生:アトピー性皮膚炎やニキビ治療はもちろんですが、皮膚のできものや、皮膚腫瘍の治療にも注力していきたいです。というのも、これは余談で、私がすごく尊敬している皮膚病理の専門家の、後藤啓介先生という方がいらっしゃって、がんセンター時代から皮膚病理についてたくさんのことを教わったのですが、クリニックを開業して後藤先生とお会いすることができていなかったので、ものすごく「後藤先生ロス」だったんです(笑)。今は月に1回、後藤先生のところに勉強に通っていますので、細胞の詳しい検査をしないと診断がつかないような皮膚腫瘍などの症例があれば、後藤先生にもご意見を伺いたいなと。

ーーエムアンドが責任を持って、そのラブコールを掲載させていただきます(笑)。できものというところでは、粉瘤や脂肪腫の切除も日帰り手術で対応されていますね。ほくろやいぼの除去もご相談が多いそうですね。

文 先生:ほくろやイボは、見た目にもコンプレックスを感じていらっしゃる方が多いですので、ご相談は非常に多いですね。手術で切除する際は、傷口が目立たないように工夫しています。イボは、首など露出する部分にできるイボの場合、健康上の問題は少ないものの、やはり見た目を気にして除去を希望される方が多いです。

皮膚腫瘍について、患者側が注意すべき点

最善の結果を得るために、一歩も二歩も手前の段階から最適な治療を提供する


ーー皮膚科クリニックで腫瘍皮膚科を標榜されているのは、文 先生のご経歴ならではですが、患者側として注意すべき点はありますか。


文 先生:皮膚の赤みや湿疹が治らない、皮膚が黒い、痛みがなくてもだんだんとその範囲が広くなってくる場合は、がんになる一歩手前の「前癌病変」が隠れている場合があるので、放置するのは危険ですね。

ーー自己判断は禁物ということですね。

文 先生:そうですね。塗り薬で治る場合は様子見でいいと思うのですが、治らない場合は相談していただきたいです。それに当クリニックは、皮膚病理医として信頼が厚い小川先生がいらっしゃる市立奈良病院とも連携していますので、その点も安心して受診していただきたいですね。

ーー皮膚がんが他の部位に転移するリスクは高いでしょうか。


文 先生:メラノーマ(悪性黒色腫)の場合は、かなり高いです。がん細胞は、血液やリンパ液に乗って全身に転移します。ただ、そうなる前に早期発見できれば有効な治療が可能ですので、だからこそ、皮膚腫瘍の治療に注力したいんです。

ーー文 先生はこれまでのご経験で、皮膚病における「手の施しようがないケース」も多く診てこられたでしょうから、そうならないための一手を打つジャッジも早いのではないかと感じます。

文 先生:がんセンター時代は、患者さんの紹介を受けた時点で、すでに病状がかなり進行してしているという症例も多く経験しました。それを見てきているからこそ、そのときの経験を活かして、最善の結果を得るために一歩も二歩も手前の段階から最適な治療を提供することができたら、このクリニックを開業して、腫瘍皮膚科を掲げた意義があるかなと思います。

お肌のコンプレックスを解消して、メンタルも健やかに

見た目が変われば気持ちが変わり、気持ちが変わると見える世界も変わってくる


ーー美容皮膚科診療では、開業のタイミングから様々な美容医療機器を完備されていますね。


文 先生:やはり女性も男性も、シミやそばかすに関するお悩みが多いですから、まずそこをカバーするために「Qスイッチルビーレーザー」や、フォトフェイシャルの「ステラM22」、他にも肝斑に有効な「ケアシス」を導入しました。たるみやほうれい線の治療には、痛みが少なくダウンタイムも短い「ボルニューマ(モノポーラRF)」を採用しています。ただ、あくまで保険診療でできないことを、自費診療で補うというスタンスではあります。

ーーシミやそばかすなど、見た目に関わる部分は、例え病気ではなかったとしても、気にされている方は多いでしょうから、それも含めて患者さんの希望や願いに寄り添っていかれるというわけですね。

文 先生:そうですね、そういったお肌のコンプレックスの解消することで、メンタルも健やかになればいいなという思いです。

ーーありがとうございます。それでは最後に、エムアンドをご覧の読者に、メッセージをお願いします。


文 先生:私は10年以上、総合病院やがんセンターで皮膚に関する様々な症例を経験してきましたが、それでもまだまだ勉強すべきことはたくさんありますから、これからも自己研鑽を積み上げていきたいと考えています。皮膚や肌はどうしても、見た目に関するお悩みが付き物ですが、見た目が変われば気持ちが変わり、気持ちが変わると見える世界も変わってきますからね。当クリニックに通ってくださる患者さんの症状が少しでも良くなるように、頑張っていきたいなと思います。また、腫瘍皮膚科診療は当クリニックの強みでもありますが、患者さん側で「これってがんかも?」とは判断しづらいと思いますので、少しでも気になることがあれば気軽に受診していただきたいです。がんかどうかを含めて確実な診断につなげますから、安心してお越しください。

ぶん皮膚科クリニック

プロフィール

文 省太(ぶん しょうた)

経歴

2005年鳥取大学保健学科卒業
2005年近畿大学医学部付属病院検査科(臨床検査技師)
2015年奈良県立医科大学医学部卒業、NTT西日本病院初期研修医(現・大阪けいさつ病院)
2017年 JCHO大阪病院皮膚科
2019年 堺市立総合医療センター皮膚科
2020年 大阪医療センター皮膚科
2022年 静岡県立がんセンター皮膚科 チーフレジデント
2023年 大阪国際がんセンター腫瘍皮膚科 診療主任
2025年6月 ぶん皮膚科クリニック開設

資格

日本皮膚科学会認定専門医・指導医
難病指定医
臨床検査技師

所属学会

日本皮膚科学会
日本皮膚悪性腫瘍学会
日本小児皮膚科学会
日本美容皮膚科学会
日本皮膚病理組織学会

私のハマりもの

最近、お風呂屋さんのサウナにはまっているんです。
近所にある昔ながらのお風呂屋さんで、気取らずリラックスできるところが好きです。肩の力を抜いて過ごせる空間なんですよ。
休みの日の楽しみとして通っています。家族との時間も大切にしながら、自分のリフレッシュの時間としてサウナを取り入れています。
サウナの後は、気持ちも身体もすっきりして、また新しい一週間を頑張ろうって思えるんです。

クリニック情報



名称ぶん皮膚科クリニック
診療科目皮膚科・小児皮膚科・腫瘍皮膚科・美容皮膚科・アレルギー科
所在地 〒556-0012 大阪府大阪市浪速区敷津東2丁目6-19 そうごうメディカルモールなんば南 2F
電話番号06-6626-9241
診療時間 月曜・水曜~金曜
9:30~12:30
14:00~16:00(完全予約制)
16:00~19:00

火曜
9:30〜14:00(非常勤女性医師)

土曜
9:00~13:00、14:00~17:00
休診日火曜午後、日曜、祝日
URL・オフィシャルサイト
https://bun-hifuka.com/
・インスタグラム
https://www.instagram.com/bun_dermatology/


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